※あてんそん※
これは日記ではなく雉の妄想駄々漏れの駄文です。
嫌いな人は読んじゃダメです><
☆別人警報発令中☆
まちがって呼んじゃった場合は「きんもーww」って米とかで叫んでもらって結構です。
消失レゾンデートル
しと、しと、
雨垂れが謳う音に耳を傾けると、海馬を懐かしくも儚い思い揺り起こされる。
冷たい雨に打ちひしがれる姿、
転がるマスケット、
遠ざかる小さな人影、
歩み出した自分・・・・・・
蘇る感傷と自嘲を無理やりしまいこんだアメリカは、その瞬間に新しい傷口を思い出す。
独立を認めると言ったイギリスはその場でフランス、スペインとの条約を結んだ。
朗らかなうすっぺらい笑いを貼り付けたイギリスの顔を思い出し、アメリカは苦虫を噛み潰したような顔を無意識に浮かべた。
百年も昔の回想から目を覚まし、真剣な顔で討論を交わすフランスとイギリスの姿が目に入った。
アメリカは昔から2人のケンカを見てきて、フランスが羨ましくて仕方なかった。
“対等”
どんなに望んでも手に入らないその肩書きに、焦がれて独立した自分を間違っているとは思わない。
孤高を貫く背を支えて認めてもらいたいと思っているのは今でも変わらない。
鬱鬱とした気分でイギリスを見ていると、かちりとジェイドの瞳と視線がぶつかった。
軽く手をフランスに上げると、フランスもアメリカの方に向き直りじっと見つめてきたと思ったら、イギリスの口が動いていた。
「貴国には、歩兵を我らの部隊へ分散させて配属させてもらいたいのだが…」
133年振りにイギリスの口から放たれた言葉は、酷く冷え切っていた。
アメリカはその聞きなれない流暢な喋りに、一瞬呆けていたがすぐに頭を切り替え発言をする。
「…それは納得できない。それに…今の言い方、いつまでも植民地気分で上から目線で言われても困るね。」
自分の口から漏れる悪意ある言葉に、辟易としつつもイライラする気持ちをぶつけずにはいられなかった…お門違いな怒りと知りながらも。
「これは失礼した、こちらの不調法でした。…ではこちらの意見は聞いてもらえないと?」
「ああ、断るね。」
「…残念です。」
会議が終わり、のっぺりとした笑顔で他人に笑いかけるイギリスに、アメリカは声をかけようと近づいていくが寸前の所で、フランスがするりと前に割り入りイギリスの肩を抱く。
「よぅ、これから暇?暇ならこれからお兄さんと今後の軍の動向について語り合わない?ばっちりエスコートしちゃうよ?」
「…別に良いぜ、けど俺をエスコートしてもア・ラ・ポンパドゥールなんてものにはありつけないぞ?」
「わー…今のすっごく萎えた。」
「うるせーよ、文句があるなら…」
イギリスが言葉を紡ごうとした時、アメリカが目に入り口を閉じ先ほどまでの砕けた雰囲気を一変させ口元を歪める。
その笑いはアメリカにとって酷く嫌悪感を誘発させられ、握る掌に自然と爪が喰い込むのを感じていた。
「イギリス…さっきの話なんだけど……」
「あぁ、忘れてくださって結構。こちらは貴殿らがちゃんと他国と連携して軍を統率できるのかが不安だったからであって自信があるのならば結構です。」
さらりと毒々しく吐かれた棘よりも、やけに丁寧な喋り方に血が上るのがわかった。
「…ッ、さっきからその言葉…僕へのあてつけかい?君から独立した…」
スッと細められたジェイドの瞳は、昏く底なし沼のような碧の眼光でアメリカの全身を射抜く。
その眼は絶対服従の畏怖を孕み、臓物を鷲摑みにされるような感触に陥り、冷や汗が頬を伝うのが感じられた。
「…何か勘違いをしていらっしゃるのでは?私は正式な場所で貴殿と会うのは二度目で特に親しい訳ではないと思うのですが…あてつけとは失礼ではないですか?」
「…君は、僕の独立さえもなかった事にしたいのか…!!」
アメリカは唇を噛み締め、俯き己の靴を見る。
大理石の床に移るイギリスの笑顔が、とてもやわらかなものになり思わず顔を上げる。
「そうでしたね、独立おめでとうございます…元イギリス領アメリカ。いえ、合衆国アメリカ。元宗主国として及ばずながらも助力しますよ。失礼、我が国から独立するほどの力を持った方に失礼でしたね…それでは親しき隣人との予定がありますので…。」
あまりにも綺麗に笑うその笑顔から、吐き出される言葉は荊を纏いアメリカの心を蝕む。脳髄に伝達された流暢な英語が、何処か異国の言葉に聞こえて脳内で反響していた。
呆然と立ち尽くすアメリカを、つまらない戯曲でも見るかのようにため息を小さく漏らし、イギリスはアメリカから背を向ける。それを察したフランスがイギリスに声をかける。
「あ?お話は終わり?」
「ああ、たわいない話だよ。待たせて悪かったな…フランシス。」
甘く吐息が抜けるような声で名前を呼ぶと、それに気を良くしたフランスが熱を含んだ目でイギリスを見つめると耳元に唇を寄せ甘い声で囁く。
「…気にしちゃいなさ。行こうか、アーサー…。」
濃密な甘い空間に眩暈を覚え、去り行く二つの影を見送る。
ただ立ち尽くすだけのアメリカの視界は霞み、誰も居なくなった会議室に力なく座りこんだ。
残された消失感と、歪む思考回路の果てに、誠の自由を突きつけられた少年は孤独に打ち震えた。
鬼畜で容赦ない大英帝国様に萌えた脳みその結果^^^^^^
そして紳士口調で喋らせると別人な罠\(^o^)/
アーサーはアルの甘えに気づいてて無視。それに気づいているフランシスも見て見ぬふり。
「今までと同じと思うな、甘えるな」 って思いがこめられてる。
独立ってそういったもんじゃね?
まあ、ともかく楽しかったwww